英語学習で英単語は外せませんよね。
でも、みんなが苦労しているのが英単語でもあるんですよね。
よく聞くのは以下のような悩みですね。
- 単語が全然覚えられない。
- 覚え方がわからない。
- 単語帳ってどう使えば覚えられるの?
- ひとつの単語帳を終わらせられたことがない。いつも途中で挫折する。
- 単語に時間を取られ他の勉強ができない。
- 効率よく覚える方法が知りたい。
この記事を読めば上のような悩みは解決しますよ。
この記事では自分の実践した、半年で2500語を覚えた効率の良い英単語の覚え方を教えます。
自分はこの方法最終的にで4000語くらいから15000語まで語彙を伸ばし、英検1級に合格し、今は米国弁護士になりました。

4000語っていうと、高校1−2年生くらいの英語レベルだね。

大学受験の準備を始める前の高校生くらい、とも言える。

15000語は英検1級の語彙問題で満点が取れるくらいだよね。本とか雑誌とかはスラスラ読める?

それでも知らない単語は出てくるけど、全く意味がわからないという文はほとんどないかな。
おすすめしない単語の覚え方

先に巷でよく聞くおすすめしない単語の覚え方を簡単に紹介しておきますね。

おすすめしない方法だから間違えないでね。

別にこれらを全否定するわけじゃない。でも同じような方法でやっていて悩んでいるならこの記事が役にたつかも。
- 書いて覚える
- オリジナルの単語帳を作る
- 語源で覚える
- 単語帳を1ページ目から毎日少しずつ丁寧にやる
- 多読で覚える
以下、一つづつどこが問題なのか見ていきましょう。
書いて覚える
何故ダメなのでしょうか?
単純に書くのは話すより遅いからです。
言い換えれば、時間がかかりすぎるからです。
あなたは1つの単語を20回言うのと20回書くのではどちらが早いですか?
これを今後数千という単語を覚えていく作業に当てはめたとき、この違いが決定的になることは想像できるでしょう。

達成感はあるんだけどな。

単語に限らず苦労したときの達成感は要注意。それよりも「覚えた」という成果に注目しよう。
オリジナルの単語帳を作る
自分の知らない単語だけをまとめた単語帳を作って苦手単語を集中的に覚える。
一見、効率良く聞こえますね。
でも、あなたは効率の良い勉強と効率の悪い勉強の違いはわかりますか?
答えは勉強時間における作業時間の違い、です。
作業時間が多い勉強は効率が悪いです。
作業は目に見える成果物(ここではオリジナル単語帳)があるので、やった気になります。
ですが、それは勉強ではありません。
効率良く勉強するには、意識的に作業時間を減らしましょう。

作業をゼロにすることはできないからね。無駄な作業を減らそう、ということ。
特に学習初期は、知らない単語が圧倒的に多いはずですから、単語帳に記載の頻出単語を思考停止してひたすら覚えていく、で問題ありません。
また、そもそも論で考えてみてください。
日本に今現在、何種類の単語帳があると思いますか?
あなたはそれらの単語帳よりも優れた単語帳を作ることが本当にできるでしょうか?

自作の単語帳は市販の単語帳と異なり、手作りだから「間違っている可能性」がある、というのも大きなリスク。

上級者になってどうしても覚えられない単語が出てきたら、それらをストックするのは有効なときもあるけどね。
語源で覚える
誤解のないように先に言います。語源自体は非常に有用です。
特に、英単語も10000語を超えてくると、文字数の多い複雑な単語が出てきますが、そのときに語源が記憶に大いに役立つこともあります。

試験中に知らない単語が出てきても、語源を知っていれば意味を推測できることもある。
でも、自分はあえて言います。
語源は8000語までは無視していいです
もしくは語源を暗記の中心にもってこずに補足的に知っておく、などで十分です。
なぜかって?
語源に頼らなくてもそこまでなら正攻法で覚えられるからです。
また、語源は全ての英単語にあるわけではありません。単語の中には語源がない、またはルーツが不明の単語も多いです。
言い換えれば、無視したほうが効率が良いのです。

ちなみに8000語というのは東大合格レベル。

市販されている単語帳も6000語、または8000語まで覚えることを目標にした本が多いね。

8000語のイメージが湧きづらいね。

TOEICだと知らない単語がほぼないというレベルかな。

それは頼もしいね。
単語帳を1ページ目から毎日少しずつ丁寧にやる
これは解説するまでもないですね。
単語帳は小説じゃないんですからね。
でも、これって意外と多くの人がやっている方法なんですね。(自分もかつてはやってました)
そもそも時間をかけて最後まで読み終わった時に最初の単語を覚えていると思います?
まあ、その問題以前にこの方法だと、90%以上の確率で途中で挫折するんですけどね。

DUOはストーリーになってるから例外?

実はDUOこそ、下手にストーリーになっているからこのパターンで挫折しやすいと思う。自分は挫折した。

挫折しては1ページ目からやり直すから、最初の200語くらいだけやたら見覚えあるっていうのは「DUOあるある」だね。

DUO自体は非常に優れた単語帳ではあるんだけどね。人とやり方を選ぶかも。
多読で覚える
あなたがラダーシリーズやペンギンシリーズなどで多読をしながらゆっくり習得するのならそれもいいかもしれません。

ラダーシリーズ、ペンギンシリーズって何?

英語学習者向けに、使われてる単語のレベルを制限した多読用の本だよ。
でも、私は多読による単語増強は8000語を超えてからでいい、と思います。
理由は、8000語までの単語はジャンルを問わず頻出レベルなので、先に覚えておかないと、知らない単語だらけで多読自体が苦痛になってしまう可能性があるためです。

あとは、こう言ったら悪いけど、語彙制限のある多読書って文字量の割に結構高いしね。

もちろん、多読自体は効果的な勉強の一つだよ。でも時期は選んでもいいのではないか、ということ。
英単語の学習時間はできるだけ短くするべき

覚え方に入る前に、単語学習において重要な視点をお伝えします。
単語だけにあてられる時間は限られている
当然ですが、英語学習は単語だけをやれば良いわけではありません。
英単語だけ大量に覚えても、文法を知らないと話せない・書けないし、読めないです。
また、発音ができないと知っている単語でも英語が聞こえないですし、間違った発言で単語を覚えたらそれこそ地獄です。

英単語の暗記だけじゃ何もできないってことだね。
ということは、英語の学習時間を全て単語に当てるのは得策ではない、ということになります。
つまり、単語の他にも文法や会話、リスニングの時間をとるべきで、そうすると1日のうち単語学習に当てられる時間は限られるということです。

そもそも同じ教材ばっかりだと飽きるから挫折する確率が高まる。それだけでもリスク。
短期間で語彙力を飛躍させるほうが効率が良い
1冊の単語を長時間かけてやるのはあまり得策ではありません。
短時間でスパッと覚えて次に行くべきです。
え?短期間で大量に覚えたらすぐ忘れるって?
いえ、8000語までの単語は頻出単語なので、英語に触れ続けている限りすぐに出会います。
出会わないものは使わないので忘れていいです。
それよりも、出会うたびに「何回も見るのになかなか覚えられない」という方がストレスになります。
まずは短期間に集中して知っている単語、みたことある単語を増やすこと。
それが最優先とするべき事項です。
英単語の具体的な覚え方
以下ではいよいよ具体的な覚え方についてお伝えしていきます。
1週間で100語づつ覚える。
先に以下におすすめの手順をまとめておきます。
- なんでもいいので単語帳を用意する。
- 単語帳を頭から見ていき、覚えてない100語をチェック。
- 毎日20分間、その100語を順番に音読。
- 音読は英単語を発音しその後に続けて日本語の意味を音読。
- 100語を1周したら、また最初の一単語目に戻って音読。これを時間内にひたすら繰り返す。
- これを1週間繰り返す。
- ただし、1週間の最後の2日は日本語訳を隠して音読する。
- 次の週になったら、次の100語を選んで同じように音読する。

音読は、例えば「memorize」という英単語なら「memorize 記憶する」と英語と日本語を続けて音読する。

それを100語繰り返すんだね。

使う単語帳にもよるけど、100語を1分半〜2分くらいで1周するのが理想。

20分で15周、1週間で105周か。結構多いね。

短期間に集中的になんども同じ単語に触れることで、単語が記憶に定着するんだ。
20分ぶっ続けでの音読が辛い場合、朝と寝る前で10分づつ分けるのもおすすめです。
また、声を小さくまたは囁き声にして通勤中にやるのも良いです。
1週間の最後の2日間で日本語を隠して音読する時、瞬間的に意味が出てこない場合、悩まずすぐに日本語訳を見てください。
音読のペースは崩さずに。

1週間で100語って少なくないか?

そうでもない。1ヶ月なら400語、半年なら2500語、1年間で5000語覚えられるからね。
単語を音読する意味は?
音読にはいろんなメリットがあります。
まず、声に出すことで、自分の耳と口と目を使って単語に触れることになります。
そして、書くより圧倒的に早いです。
1週間を通して同じ単語に何度も何度も接触することで、徐々に記憶に定着していきます。
人によりますが、4日目くらいから徐々に覚えた、といえる単語が出てくると思います。

6日目くらいには全部記憶しているのが理想だけど、覚えてなくても焦る必要はないよ。

確かに1年間でそこまで多くの単語を覚えられるなら凄いね。
とにかく100語を早く1周すること。
このやり方には注意点があります。
とにかくできるだけ早く音読することです。
音読中は余計なことは考えてはいけません。
覚えようとする必要すらありません。
例文は見ないようにします。
多義語の場合は、とりあえず代表的な意味をひとつ覚えます。

気になったことがあったら、音読が終わってから調べよう。
また、単語の発音を間違えたまま音読するとその音で記憶に定着してしまいます。
音読を始める前に発音記号で発音をチェックしておきましょう。
CDがついているなら一度聞いておくのもありです。
おすすめ単語帳
単語帳のレイアウトに注目する
上記の覚え方は、短時間で100語を音読しやすい単語帳で実施するのがおすすめです。
具体的には、1ページに掲載されている単語の数が多く、英単語と日本語訳が近接して併記されているような単語帳です。
よくわからないという方は、今お持ちの単語帳で大丈夫です。
使いにくいな、と思ったら以下の単語帳を試してください。
掲載単語数に注目
掲載単語数が多いということは、それだけ1ページに掲載されている単語数が多い可能性があります。
コストパフォーマンスという点からも、最低でも2000語くらいは掲載単語数が欲しいところです。
以下、具体的な単語周をいくつか紹介しますが、別にこれらにこだわる必要はありません。
必携英単語LEAP
こちらは大学受験用の単語帳です。
これじゃないとダメというわけではないですが、掲載単語数が比較的多く、レイアウトもまあまあです。
TOEFLテスト英単語3800
こちらも掲載単語数が多いのでおすすめですが、TOEFL向けなのでややアカデミックよりな単語も多く掲載されてはいます。
百式英単語 最速インプット
今回紹介した覚え方を詳しく紹介している本です。
レイアウトもよくおすすめです。

どれか1冊あれば十分だよね。乗っている単語は似たり寄ったりだから。

単語帳は話すと長いのでまた別記事で紹介します。
コメント