プロフィール【raccoonの自己紹介】

「英語を話すことと書くことから逃げ続けた2年間でわずか10しか伸びなかったTOEICスコア。その現実と向き合うところから自分の本当の英語の勉強が始まりました。」

raccoon
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こんにちは。raccoonblog運営者のraccoonです。

raccoon(ラクーン)とは英語でアライグマという意味ですが、ここでいうraccoonはraccoon dogの略で、たぬきを意味します。

名前の由来は自分の動物占いがたぬきだったから。ただそれだけ。

raccoonblogは「真の英語力を身につけることを目的とし、楽しく英語学習を継続するための有益な情報の共有」というコンセプトで運営しています。

rabbit
rabbit

長いな。

あなたがgoogleの検索でこのサイトにたどり着いた方であれ、twitterから流れてたどり着いた方であれ、このサイトに来られた方は少なからず英語に興味がある方だと思います。

ですので、ここでは私の英語学習歴についてお伝えしますね。

現在のraccoonについて

swearing in ceremony

最初に現在の私についてお伝えしておくと、数年前に米国某州のLL.Mコース(いわゆる既習者向けロースクール)を卒業し、その後米国内のある州の弁護士資格を取得しました。

現在は米国弁護士の資格と英語力を生かし、大手グローバル企業の国際法務部で英文契約のレビューやドラフト、法律調査などの業務を担当しています。

英語の資格としては、TOEIC(L&R) 985(LRとも最高点は満点の495)、英検1級を保持しています。TOEFLは受験していませんが、過去問を解いた予想換算スコアからは90-100程度と思います。

海外在住経験はなく、米国司法試験に受験に行ったのとプライベートの旅行を除いて米国を含む英語圏に行ったことありません。

raccoon
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ちなみにオンラインのロースクールですので、国内で受講しました。

(こういう言い方は嫌いですが)いわゆる純国産の日本人です。

社会人で転職をきっかけに英語を学び直す前は、高校までの英語の授業と、大学受験向けに英語を勉強した程度でした。

以下、大学受験を含めた自分の英語学習歴についてお伝えしておきたいと思います。

大学受験時代

大学受験の時は、英語は東進衛星予備校に通っていました。

東進は有名講師の衛星授業が特徴の予備校で、ご存知の方も多いと思います。

特に英語に思い入れはなく淡々と勉強し、大学受験終了後は英語の勉強もやめてしまいました。

社会人になってからのやりなおし英語

その数年後、大学受験以来のやり直し英語を始めることになりました。

きっかけは営業職(国内の人材広告の飛び込み営業でした。英語など全く不要な仕事です)から企業法務への転職でした。

企業法務というのは、会社の事業に関連する法規制の調査や会社の締結する契約書の作成・審査等を行う職種です。

企業法務は大きく国内法務と国際法務にわかれますが、運悪く(?)私の入社した会社が輸出と輸入がメイン事業の商社だったこともあり、国際法務がメインでした。

ともあれ、その転職が英語学習開始のきっかけでした。

初のTOEIC受験

入社後、大学受験以来ほぼ全く英語の勉強をしてなかった私は、当時の上司から「TOEICでスコア700を入社後3か月以内に取得してください。」と言われました。

それまで私はTOEICというものを受験すらしたこともなかったので、それが難しいのかどうかすらわかりませんでしたが、まずは目指してみることにしました。

raccoon
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ちなみに当時の自分の英語力をスコアに換算すると500程度だったのではないかなと思います。

入社後3か月間、公式問題集などを使ってそれなりに勉強し初めて受けたTOEICのスコアは685でした。

目標の700には届きませんでしたが一応上司に報告し、ことなき(?)を得ました。

その後、合格不合格ではなく英語力に応じてスコアで評価されるTOEICは英語力を測る指標としては使えると思い、TOEICを定期的に受験しました。

そして転職から1年目後、スコア800を取得しました。

raccoon
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正直この時は「英語って意外とちょろいかも」とか思ってましたが、ここからが地獄でした。

2年間の停滞期

その後も仕事しながら英語の勉強を続けていたものの、その1年後に受験したTOEICのスコアは805でした。

そして、その1年後に受験したTOEICのスコアは810でした。

仕事で英語を継続的に使う機会があったにもかかわらず、スコアが2年間で10しか変わらないことでさすがに落ち込みました

raccoon
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最初の1年目が思ったよりうまくいっただけにその落差ですかね・・・。

とはいえ、これは今思えば必然の結果だったと言えます。

実は最初に800を取得した後の2年間は、以下の理由で英語の勉強に対するモチベーションが下がっていったのです。

  • 仕事が忙しくなって英語の勉強時間が確保しづらくなった
  • 勉強していても、成長しているかどうか実感がなかった
  • 自分の仕事をこなしている限りは英語力にそこまでの不足は感じなかくなってきていた

また、当時流行していたオンラインゲームにハマったというのもありました。

とにかく、この2年間で私が痛感したのは「英語学習を継続することの難しさ」でした。

転機

その後しばらくして、英語学習を本格的に再開するきっかけとなった出来事がありました。

その転機とは、ハマっていたゲームに飽きたことです。

ではなく、英語が得意だった同僚人が会社を退職することになり、それまでその人が担当していた英語での契約交渉や電話会議などに出席する機会が増えることが確実になったためです。

raccoon
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ゲームに飽きたのも同時期ではありますけどね。

また、ちょうどその頃、米国の取引相手との電話会議に出席し、以下のような今でも忘れない経験をしました。

  • 相手(米国人)の話す英語がほとんど理解できない
  • 回答を求められても頭が真っ白になって何も英語が出てこない
  • なんとか絞り出した英語が全く理解されない

そこで自分はある重大なことに気づきました。

これまでの「今の英語力で仕事をこなしていく上で大きな支障はない」というのは無意識のうちに「今の英語力ではできない仕事から逃げていただけ」という事実です。

そこで、私はそれまで意識的に避けていた英語を「書く」「話す」という能力(アプトプット能力)を強化することに決めました。

アウトプットをどうやって鍛えるのか?

how to improve output

決めたのは良いのですが、英語を「書く」「話す」能力はどのよう勉強すれば上達するのか、さっぱりイメージできませんでした。

自分の周りにも留学などをせずに英語が話せる、書けるようになった人はいませんでした。

ある学習方法との出会い

そんな時、自分は一冊の英語学習書に出会いました。

その本で、著者の方は「日本人が日本から一歩も出ずに英語を話したり書くことができるようになることは可能」と断言されていました。

また、その著者自身も日本から出ることなく英語を習得された方でした。

そこで、私はその本に書いてある内容を信じてアウトプット中心の勉強をしていくことにしました。

raccoon
raccoon

どんな学習法だったかをここで書くと超長くなるのでいつか別記事にします。

これまでインプット中心の英語学習だったのを、インプットとアウトプットを半々くらい、またはアウトプットを多めにしました。

また、アウトプットだけでなく、中途半端なままにしていた英単語と文法についても基礎からやり直すことにしました。

初めて英語学習のブレイクスルーを経験

この時は英語の勉強が楽しくて仕方なかったのを覚えています。

それは数ヶ月という短い単位で自分の英語力が確実に伸びていることが実感できていたからでしょう。

また、自分が取るべき勉強方法とその結果さえわかっていれば、迷いなく勉強に集中できることもよくわかりました。

ディズニー映画を使った多聴や、洋書の多読を取り入れたのもこの頃です。

自分の人生において初めて、英語学習のブレイクスルー(飛躍的成長)を体感しました。

その一年後に受験したTOEICでは960というスコアを取得し、その1年後には英検1級も取得しました。

また、当然ですが勉強を通して英語力が伸びるにつれて、海外企業との契約交渉や海外出張など、仕事の幅もどんどん広がっていきました。

TOEICはせっかくなので990を目指してみましたが、985を複数回取るにとどまったのは少し心残りです。

米国弁護士取得への挑戦

laptop

きっかけはロースクールの体験クラス

その後日本にある米国ロースクールの体験クラスに参加したのをきっかけに、留学せずに米国弁護士の資格を取得できること、を知りました。

米国弁護士の資格は自分にとって以下のような利点があることから、目指すことを決めました。

  • 自分の仕事(法務)に活かせる資格である
  • 英語力を活かしつつ、英語力の強化もできる資格である
  • 自分の英語力の証明になる資格である

ロースクール在学中は課題も多く、特に仕事の忙しい時期に期末試験を受けるのは大変でしたが、なんとか無事に卒業しました。

その半年後、運良く米国の司法試験にも合格しました。

ご存知ない方が多いと思いますが、米国の司法試験は問われるのは法律知識や法的思考力ですが、同時に短い時間で大量の英文を処理する能力も問われる試験です。

エッセイ(論述試験)では3時間で6題のエッセイを完成させなければならず、択一(選択肢式試験)では3時間で200題の問題を解く必要があります。

ネイティヴならともかく、ただでさえ英語を読むのも書くのも時間のかかる外国人は、主に英語力が障害になって合格できない人も多いのです。

実際、私の通っていたロースクールからは毎年日本人が数十人卒業していたものの、米国司法試験の合格者実績は私の前まではなんとゼロ(!)でした。

私の場合英語力はギリギリのラインでしたが、運も手伝って無事に取得できました。

米国弁護士資格取得後〜現在

司法試験合格後、シアトルの裁判所で他の合格者と一緒に宣誓式に参加しました。

その時は、さすがに感慨深いものがありました。

その後資格をより活かすためま、た給与アップを目的として今の会社に転職し、現在に至ります。

このブログで伝えたいこと

順調にステップアップしてきたように思われるかもしれませんが、実際には私自身英語の勉強では失敗と挫折の繰り返しでした

そして、私の周りでも英語の勉強がどうしても続けられずにやめてしまう人を本当にたくさん見てきました。

たとえ仕事上で英語が必要という人ですら、私も含めてなかなか英語の勉強を続けられないのです。

ただ、今は私なりに英語の勉強を継続するコツのようなものを理解しています。

それは以下のようなものです。

  • 英語の勉強は自分が楽しくないと続かない
  • 楽しく続けるための工夫は惜しむべきではない
  • 成長を実感すれば継続できる

自分の英語もまだ成長の途中

自分自身、今の自分の英語力には満足していません。

つまり、私も現役の英語学習者です。

このブログを通して、過去の自分と同じ悩みを持っている人の悩みや疑問がひとつでも解消すればそれ以上の喜びはありません。

またブログを通して自分自身も新たな学びがあることを確信しています。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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